今月の証し

2月
信仰   満江巌
「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」(ヘブル11:1)

神の約束を信じ、それをいつまでも待望することが信仰である。信仰が見失われ、人間の声のみ騒がしい世界に真の希望はない。絶望こそ人間に真の生き甲斐を見失わしめ、死に追いやるものである。

信仰による聖なる希望をとりもどせ! そこに洋々たる天地が開かれる。かつて地上に信仰の輝かしい生涯を送った聖徒たちは、そのことをわれわれに証(あか)ししている。人間の歴史が暗黒にとざされた時、光明を点じたものは、この信仰である。この希望である。人間の魂に常に輝くこの希望こそ、われわれを永遠の世界に導き、死から命(いのち)へと移していくのである。

(元JCP理事長 満江巌先生の著書「日々のことば」より引用)