一票の重み  寄稿者 青梅

今日、妻と連れ立って衆議院選挙(2026年)の期日前投票に出かけた。投票所は思いのほか静かで、自然と声を落として歩いた。受付で用紙を受け取る、その短い所作に、いつもとは違う緊張があった。

記入台に向かい、候補者名を書く手が一瞬止まった。どれが最善か、正直なところ確信は持てない。それでも白紙のままでは帰れないと思い、迷いを抱えたまま一票を投じた。

箱に用紙を入れる音は小さかったが、胸の内では重みが残った。帰り道、責任とは確信の強さではなく、向き合おうとする姿勢なのかもしれない、そんな思いが浮かんだ。

「人よ、主はあなたに告げられた。何が良いことであるかを。」(ミカ6:8)その言葉が、説明も結論も伴わず、静かに心に留まっている。答えの途中に立つまま、妻と家路についた。

2026年01月30日