詩篇を愛して その5 投稿者 希望の風(掲載日2006年11月)

詩篇第8篇 天は神の指のわざ

私たちの主、主よ。
あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。

あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、
人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。
人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。
あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、
これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。

あなたの御手の多くのわざを人に治めさせ、
万物を彼の足の下に置かれました。
すべて、羊も牛も、また、野の獣も、
空の鳥、海の魚、海路を通うものも。
私たちの主、主よ。


美しい自然の風物、壮大な天地宇宙を眺めると、その美に見とれ、あるいは荘厳な思いにさせられる。また、天災の前になすすべを知らない私たちを見ると、人間の弱さ、小ささに身がすくんでしまうことがある。

しかし、詩人のように《あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに》、《人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは》と、親しい二人称で呼びかけながら、森羅万象を眺め、率直に自己の実情を認めるとき、心には無限の豊かさと感謝の思いがが満ちてくる。

あんなに大きなものを造られた神が、宇宙のゴミにも匹敵しない私を、あなたを、こころに留め、顧みてくださるのだ。それだけではなく、罪を赦し、新しく生まれさせてくださり、永遠のいのちを与えてくださるとは!
詩人のように《あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう》と誉め讃えずにはいられない。

2025年11月20日