ネット版読書の旅、称して『カラマーゾフの兄弟』読破ツアーが9名で始まってちょうど一か月が経ちました。期間は4か月ですから4分の1まで進んだことになります。本の量としては全巻4冊ですからおよその目安は1巻読了のころです。ちなみに今回は配布してあるそれぞれの旅日記の提出日を9月15日としました。どこを読んでいようと、分量へのこだわりは捨てて、ともかくも提出することとしました。
この企画の言い出しっぺとして、世話役つまりツアコンは当然私の役割でしょうから、見えざるメンバーの方々に向かって、見えざる旗を振って旅を進めているのですが、ときどき不安になってくるのです。お一人一人たいへん多忙な日常を抱えているので、もしかしたら読む時間などとれなくて、中途辞めにする方もあるのではないか、などなど。
明日が旅日記提出日という14日に、待ちきれなくて一声かけてしまいました。明日ですよ、おわかりでしょうねと。よせばよかったのです。さすが皆様模範的なツーリストです。15日にはきちんと、いっせいに、分厚い量の旅日記が到着しました。うれしかったこと!一足先に読ませていただいて、今度はこちらが焦ってしまいました。催促しておきながら、当人がさっぱり進んでおらず、たいした感想もまとめておらずなのですから。
私はこのところ、書店に立ち寄ってもざっと見回すだけで買いません。今日はちょっと図書館へ行ったのですが、新刊本のコーナーで一冊を手にして立ち読みしただけで戻してしまいました。今の読書はカラマ…一色です。夜も30分ほど早くパソコンを閉じて、読書タイムを作っています。工夫しなければ読書の時間は生まれてきません。
それにしても、一人ではなかなかできないことも、仲間たちとかけ声を掛け合いながらだとできるのは、妙なことですし、実に不思議です。そしてうれしいことです。人間ならではの業でしょう。ある方は、通勤の電車を読書タイムにしている、サインペンと付箋をもってしるしを付けながら読んでいると書いてありました。皆さんそれぞれに知恵を絞って時間を作り、懸命に読んでおられるのです。ステキなことではないかと思うのです。