郊外の道路でのことです。脇道から大通りに出ようと信号で停車しましたが、4、5分経っても一向に青になりません。
違和感を覚えて車を降りて確認すると、停止線から2メートルほど手前に停まっていました。この信号は車両感知式で、センサーが私の車を検知していなかったのです。慌てて車を正しい位置まで進めると、わずか5秒で青信号に変わりました。
車を走らせながら、ふと思いました。「一歩前に進めば青になる。でも、待っているだけでは永遠に赤のまま」——これは、私たちの信仰生活そのものではないでしょうか。
聖書に記されたヨルダン川渡河の場面が思い起こされます。イスラエルの民は川岸で立ち尽くしていても何も起こりませんでした。しかし祭司たちが信仰をもって一歩を踏み出し、足を水に入れた瞬間、川の流れが止まり、奇跡が起こったのです(ヨシュア記3章15-16節)。
もちろん、一歩進んでも状況が変わらないこともあるでしょう。そのときは別の道を探したり、立ち止まって周囲を見直したりすればよいのです。
大切なのは、神様の御声を感じたら、恐れずにその一歩を踏み出します。その一歩が、新たな信仰の扉を開き、思いもよらない出会いや祝福へと導いてくれと信じるからです。