母がようやくクリスチャンになって夢のような喜びを味わっていますが、並行してすっかり体力を無くし、今やほとんど寝たきりになりました。足腰の痛みは時々訴えるものの、致命的な病があるようには見えません。それでも素人判断は禁物、診察していただくべきだと考え続けていました。
ところが、通院は容易ではありません。待ち時間や検査のことを思うと、今の母にはとても耐えられそうにもありません。
往診してもらえたらと、心当たりを探しているうちに、ようやく一人の先生に出会うことができました。どうやらこの先生は午後の数時間を往診に当てているようです。数日前に私が病院に伺ってすっかり事情を話してきました。
今日の午後、先生は白衣ではなく、アロハシャツ姿でおいでくださいました。詳細に状況を聞いてくださり、本人にもていねいに話しかけ、介護制度にも話が及びました。
やがて聴診器を取り出して診察し、血圧を測定し、血液検査もしましょうと、採血しました。いつもは見慣れた医療行為ですが、自宅で受けているのがとても新鮮で、また、なつかしく思いました。何十年か前には、風邪くらいでも往診していただいたものです。
医師の所見は、血圧も正常、心音もきれいで、特別に緊急な病気があるようには思えない、状態は落ちついているように見受けます。ただ加齢によって急激に体力が低下したのでしょう。血液検査の結果を持ってまた伺いましょうということで、母の懸案事項のひとつが前進しました。ほっとしたのか、心がひどく軽くなったのには我ながら驚きました。
急に猛烈な暑さになって、健常者でも楽ではありません。高齢者や病人が一夏を乗り切るのは並大抵ではないでしょう。神さま、どうぞ、母を始め、老いや弱さに苦しむ方々を暑さから守り支えてください。
『昼も、日が、あなたを打つことがなく、夜も、月が、あなたを打つことはない。主はすべてのわざわいからあなたを守り、あなたのいのちを守られる』詩篇121篇