今日から9月。
カレンダーがめくられるたびに、季節の移ろいを感じたいものだが、この数日はその余裕すらない。連日、テレビから流れてくるのは「危険な暑さ」「命に関わる暑さ」という警告の声ばかり。もはや天気予報というより、災害速報のようだ。
そんな中、ふと「暑さ寒さも彼岸まで」という昔ながらのことわざを思い出した。かつては、そう言って季節の辛さを受け流す余裕があった。でも、地球温暖化が進んだ今、この言葉もどこか空しく響く。9月になっても暑さは続くし、昔のような涼風は感じられない。
そんなとき、ふと心に浮かんできたのは、聖書の一節だった。
「神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。」(コリント第一 10章13節)
この御言葉が、心にじんわりと迫ってきた。
たしかに、ことわざは時代とともに力を失うかもしれない。でも、神の言葉は古びない。本物の慰めとは、変わらない真理に出会うことなのだと、あらためて思わされた。
酷暑の中、目には見えない静かな恵みが、こうして心を潤してくれている。