イエス・キリストの営業マン その1   投稿者 希望の風(掲載日2006年9月)

この日曜日に礼拝のご奉仕に伺った栃木のH氏の数奇な半生を、しばらくご紹介したいと思う。氏は今60台半ばの坂を上りつつある。ひと言で彼を表現するとすれば《イエス・キリストの超一流の営業マン》となるだろう。氏のイエス・キリストに対する愛はすばらしいのひと言だが、夫人は今日のH氏を育てた方であり、今も鉄のような強固な杖で氏を支えておられる。すてきなクリスチャンご夫妻である。

数年前に、あるところでH氏に出会い、ご自身の信仰体験を聞かされた。氏はイエス・キリストがしてくださった世にも不思議な愛を文章化して、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思い続けてきた。試みてみたがどうも自分にはその能力はないらしい。ぜひ手伝っていただけないだろうかと申し出られたのである。しかし、信仰体験と言ってもいろいろある。単なるサクセスストーリーだったら乗れないなあと、半分及び腰でお話を伺った。

火がついたように心が熱くなった。身を乗り出して聞き耳を立てた。氏が断ってもお手伝いさせていただきたいとそんな思いにさせられた。彼の人生に働くイエス・キリストを知ったら、どんなに励まされ、力づけられ、希望がわくことか。自分自身に失望している人、挫折の中にある人、人からひどい扱いを受けて苦しんでいる人、リストラされた人、死を願望したことのある人など、様々な人生の苦難に喘ぐ人々にぜひ読んでもらいたい。きっと、きっと、大きな助けになり、彼のように希望の風吹く新しい人生を見いだすにちがいない、私はそんな確信を抱いたのである。

氏は長年営業畑を歩いてこられた。社内で営業成績日本一を連続したこともある。仕事が速い。すでに書き連ねたものや詳細に整理された資料が山となっていた。約一年間、栃木のご自宅にお邪魔して一冊の本になるように膝詰めで編集作業をした。氏は退職前で一部仕事にも係わっておられた。そのうえ、寸暇を割いて風のように走っては教会を支え、ギデオン協会で熱い奉仕をした。その働きぶりは常に人の口を賑わせた。素朴で明朗な性格のせいか、誰からも慕われ受け入れられる方である。(続く)

2025年09月06日