ヨハネは迫害されて地中海の孤島に流されたが、決して失望落胆したわけではなかった。同じように迫害されているアジアの諸教会を励まし、堅く信仰に立つようにと、この手紙を送ったからである。ヨハネの信仰はますます強まり、イエス・キリストへの愛はいっそう高まったのではないだろうか。1章から3章までは7つの教会宛てであるが、私たちの教会へ、いや、私個人に宛てて書かれたように鋭く心に食い込んでくる。説教にもよく引用される有名なみことばがたくさんある。
1章8節
『神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである」
2章4,5節
『しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。
それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行ないをしなさい』
2章10節
『死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう』
3章15節
『あなたは、冷たくもなく、熱くもない。わたしはむしろ、あなたが冷たいか、熱いかであってほしい。3:16 このように、あなたはなまぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしの口からあなたを吐き出そう』
3章20節
『見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところにはいって、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする』
ヨハネの黙示録は難しいのだけれど、みことばの一つ一つは旬の食材のように、みずみずしくておいしい。もりもり食べると、健康増進、体力増強まちがいなしである。
4章から20章までは、天上のことやサタンとの戦い、最後の審判など未来のことなので、十分には理解できないが信じて読み進むことにしている。神さまの完全勝利にはハレルヤと賛美の声をあげ、最後の審判では粛然として襟を正される。
21章、最後の22章はやがて導かれるであろう天国のことなので、楽しみつつもう1回書いてみたい。(続く)