奇蹟の復帰、S氏との感涙の再会  投稿者 希望の風(掲載日2006年12月)

O聖書学院で親しくさせていただいているS氏は70代後半の紳士です。私の最も尊敬する信仰の先輩のひとりです。彼の言行一致の生き方が何よりも私を惹きつけます。
9月の《風の仲間たち》にも登場しています。

S氏には月に1,2度、学院の学びのクラスや奉仕の場でお会いしてきました。ところが今年6月、脳梗塞で倒れたと漏れ伺いました。しかしまもなく退院なさって自宅で療養しておられる由、祈ってきた仲間たちと安堵の胸をなで下ろしました。

ところが再入院し、体力が極端に落ちて食事も受け付けなくなったと、夏ごろ学院から知らされました。面会謝絶で奥様以外はどなたもお見舞いできない状態でした。まもなく、危険を覚悟で心臓の大動脈瘤の手術をすると知りました。仲間たちに連絡し合って、祈りに祈りました。

夏の終りに、今度は胃と脾臓とその周辺の全摘手術をすることのこと、これも危険が大であるとの知らせを受けました。私たちはひそかにあるいはと不安を抱きながら、全能の主に祈りました。祈るほかに何ができましょう。

つい2か月ほど前に退院したとの報に、一瞬信じられない思いでしたが、ハレルヤと主をほめたたえてほっとしていましたら、ある日お電話をいただきました。
ほんとうに、ほんとうにSさんなのですねと、電話口で泣いてしまいました。以前と変わらないお声で、もう少しです、クリスマスには復帰しますと宣言なさったのです。

そして今日、彼は仲間たちの前に姿を現わしました。大分お痩せになり、背中も前屈みになっていましたが、紛れもなくS氏でした。代わる代わる握手をしておめでとうをいい、主をほめたたえました。こんなにステキなクリスマスがあるでしょうか。
生きるにしても死ぬにしても私たちは主のものですとは、常日頃口にすることばですが、生かされている喜びはまたひとしおです。
仲間たちのひとりI氏は『あなたの信仰があなたを直したのです』とのみことばでお祝いしました。

クラスには、S氏の闘病の最中で、大きな手術をなさり、すでに乗り越えられたM先生がにこやかにしておられました。苛烈な戦いに勝利した生き証人、二人の信仰の勇者をまのあたりにできて、ドキドキとするような胸の高鳴りを覚えました。抱えきれないほどのクリスマスプレゼントをいただいたような喜びでした。

マラキ書4章2節
『わたしの名を恐れるあなたがたには、義の太陽が上り、その翼にはいやしがある』

2025年12月07日