CDからMDへダビングはどうにかできるようになっていた。
ところが、一枚の中には、私の好みなのだが、聞かなくてもいい楽章や曲がある。作曲者や演奏者には申し訳なく、またこんな聴き方で音楽が好きですなどとは言えないだろうが、BGM的に流したいとき、テンポの早いのや大きな音量は避けたいのである。アダージョやラルゴ、ラルゲットだけを聞きたい、ずっとそう思ってきた。
最近、自分の好みだけを選んでダビングできるようになった。私にしてみればひとつの快挙である!ようやくできるようになったのである!
どこかで、どなたかが、笑っておられるだろう。そんなことが…と。
うれしくなった私は、手持ちのCDをとりだして、次から次へとコピーしている。得意になって娘にも押しつけるようにしてプレゼントした。
女性は機械に弱いとか、年寄りだからねえと、自他共に許す風潮があるが、ちょっと悔しい。ITもそうだが、マニュアルに首をつっこむようにして読み、指示のようにしてみても、うまくいくとは限らない。降参して、若い者に手取り足取り教えてもらい、できるようになったと喜んでいても、しばらくすると、白紙状態である。聞くは一時の恥とばかりまた、おずおずと聞く。それが三度、四度となると、その度に我が評価は下がるばかりである。
今、一つだけ念願の業ができるようになった。立て続けに10枚ほど作った。それにしても、MDのラベルはどうしてあんなに細かいのだろう。小さな文字を書くのは辛い。
そうだ、パソコンで作ればいいのかもしれない。
まだまだ使いこなしたいことがたくさんある。小さな挑戦をしていきたい。