5月第2日曜が【母の日】であるとはいまではよく知られており、母への感謝をプレゼントの形で表す習慣が定着しています。この日を当てて、地元の小売店から天下の○○店に至るまで売らんかなの大規模な商売合戦がくり広げられるのは周知の通りです。
しかし、母の日がキリスト教会からはじまったことはあまり語られません。
ちょうど100年ほど前、教会で、亡き母の記念会をしたアンナ・ジャービスという女性が、出席者に白いカーネーションを配って母に感謝を表したことから始まりました。その後ジャービスは【母の日】運動を展開、1908年に最初の【母の日】を祝い、全員に赤いカーネーションを配りました。それが発展して国家行事として制定され、日本にも波及し、今日あるようになったそうです。日本でも最初は教会で行われました。
ついでながら、アンナはこの日にカーネーションが高騰するのを遺憾に思い、母の日の商業化に反対の運動まで起こしたそうです。しかし、それを止めることはできませんでした。日本でも母の日の市場はクリスマスにまさる最大のギフトイベントだそうで、たいへんびっくりしました。こんなところにも母の威力を感じます。心は物に換えることはできませんが、プレゼントで表すのも麗しい子どもごころのひとつではないでしょうか。
礼拝では、子のために30年も祈り通したアウグスティヌスの母モニカやリンカーン大統領のお母さんなど、偉人の母の信仰と祈りが紹介されました。
88歳の母の娘として、また2人の子の母として、私ができる最大のプレゼントは祈りだと改めて思い直し、祈りの力をいただいて、座り直して祈っていこうと決意しました。