7月は私の月  投稿者 希望の風(掲載日2006年7月)

昨日はいささか感傷的になって去りゆく半年の後ろ姿を見送りました。明けて新しい月7月の初日を迎えると、未知の国へ冒険の旅に発つような弾んだ思いになっています。我ながら単純だなあと苦笑です。

7月大好き人間です。理由はこの月に生まれたから。これもまた大いに単純です。夏生まれだから夏が好き、暑さにも強いと無理に思いこませて?ずっと夏が好きでした。

今は…そうは言えなくなりました。
このところの異常気象で、あまりにも暑さが厳しかったせいです、暑さに強いなんて粋がる元気もなくなりました。避暑地へ長期のバカンスを、などとは小説の世界だけ。昼間は家の中に閉じこもってかんかん照りを恨めしく眺め、夜は熱帯夜に睡眠を奪われ、思考散漫で創作力も恐ろしく剥奪されて……。夏の刃に傷だらけになりました。

さて、今年はどんな夏になるのでしょう。今はまだ暑さも初期ですから、少なからず期待しています。いい夏でありたいなあ、なにかまとまった仕事がしたいなあ、と、往年の欲望が手足を伸ばし始めているのをいい傾向だと歓迎しています。

さて、もう一つ、7月に特別な思いを寄せる理由があります。私が熱烈に親しみを感ずる女性が殉教した月なのです。ローマ・カトリック教会の殉教者の歴史に寄れば、7月8日は初代教会で大活躍したプリスキラとアクラの記念日になっているそうです。ついでながら、ローマの最も古いカタコンベにはプリスキラの名があり、ローマの7つの丘の一つアベンティーノにある教会にも彼女の名があるそうです。これもついでながら、そこにはアクラの名はないとのこと。ぞくっとするようなミステリーを感じます。

7月はドラマチックな月です。明日は第一主日、聖餐式礼拝です。イエス・キリストの十字架のそばに吹く最もドラマチックな希望の風を胸いっぱいに吸い込みたいと思います。

2025年07月02日