数年前から気軽にステイできるハウスができました。ごく親しい知人のセカンドハウスで、昨今は彼女もほとんどそこを居住地にしています。
いつでもどうぞと、うれしい声をかけられています。とんで行きたい心を抑えるのに一苦労です。
年に数回はお邪魔しています。この度は新年早々の訪問となりました。同じ地を何度も踏み、春夏秋冬を体験できるのはたいへん興味深いことです。自然の移り変わりも実に感動ですが、その年によって自然の表情が違うのも新しい発見でした。桜の開花も、雨の降り方も、柿や栗の実の成り方もちがうのには驚きました。
今年は、周辺の山々の姿が異様に大きく近く迫って見えたことです。
一瞬、新しい山々が地中から隆起してきたのかと思いました。あるいは、山が遠くから動いてきたのかとも思いました。誰かがそこに据えていったようにも思いました。それほどにいつもの山ではありませんでした。息苦しくて後ずさりしたいような力を感じました。
山って生きている!動いている!
そして、その山あいに散在する人間たちの集落がいかにも小さく心細く見えました。山から吹き下ろす雪交じりの強風に立ちすくみながら、人は弱いとつくづく実感しました。
この大自然を造られ支配しておられる神さまが、どれほどの力と生命力を持っておられるかを、実体験から再確認させられました。
この偉大なる神さまがこんなちっぽけな人間を、永遠の愛で愛し、赦してくださっている。
キリストの福音を思い出したとき、凍えるような寒風のなかに希望の風が混じっているのに気がつきました。
『私は山に向かって目を上げる。
私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主(イエス・キリスト)から来る』