クッキーとビスケット   投稿者 希望の風(掲載日2006年2月8日(水))

今日は学習日。
小学2年生のH君は九九を、1年生のR君は国語のカタカナにとりくんでいました。
 
R君が絵の下のマスにカタカナを書き入れる問題をしているとき、はたととまどっているので、絵が何を表しているのか言わせてみました。
 
クッキーだよね、そうね、クッキーね。ところが升目は5つです。うーん、へんねえー、1マスあまってしまうわね。じゃ、なんでしょう。
2年生のHくんがちらっと見て、ビスケットじゃない?と言います。それなら5マスであうわね。正解はビスケットです。
そう言いながら、クッキーとビスケットはどう違うのかしらと私自身が疑問になりました。

そこで辞書を引いてみることにしました。Hくんは三省堂の例解小学国語辞典。私は岩波国語辞典を、R君は成りゆきを見守っています。
 
それぞれ読んでみても同じようななことが述べられているだけで、はっきり違いがわかりません。電子辞書を引いてみて、少し納得しましたが語源的にまでは明確ではありません。生徒たちには辞書にあることを伝えて、この件は終わりにし、ぞれぞれ自分の勉強に戻りました。
 
しかし期せずして、一つの事柄のために、幾つもの辞書を調べる経験をさせることができ、今日は生きた学びができたと、内心満足でした。

ところで、クッキーとビスケットについてもっと詳しく知りたくなって、学びが終わってから早速インターネットを開いてみました。

なんとまあ、開けてびっくりでした。ふたつの違いについて何十件と上がっているではありませんか。しかもこの問題は最近テレビの人気番組でもとりあげられたとか。
いくつかをプリントアウトしてたいへん興味深く読みました。
 
ついでに私が理解したことを短くご紹介します。
日本では本来同種のものを指す。ただし、糖分や油脂分の合計が40%以上含まれていて、手作り風の外観を持つものをクッキーと呼び、両者を区別して使う傾向がある。

イギリスではビスケットでクッキーという言葉自体がない。クッキーはもっぱらアメリカの言葉、ビスケットはアメリカではやわらかい菓子パンのこと。フランスではビスキュイ、ドイツではビスキュート。 

語源はラテン語のビス・コクトゥスで意味は2度焼かれたものだそうです。古くは保存食としてパンを2度焼き、旅などに携帯。
日本へは16世紀にポルトガル人といっしょに上陸したとあります。
ちなみに現在2月28日はビスケットの日だそうです。これは知りませんでした。
 
今日の午後はクッキーとビスケットで暮れました。今晩はカロリーオーバーを承知で、あつあつのミルクティーとビスケットでお茶をしたくなりました。

2025年02月08日