生まれたばかりの赤ちゃんがさらわれたニュースには、新年早々もあって、大きなショックを受けた。またなの?! 昨年末、幼い子どもを標的にした悪質な事件が立て続けに起った。まだ生々しく記憶にある。
だれが犠牲になって困るが、新生児とはひどすぎる。しかもこの真冬にと、はらはらした。
50時間ぶりに無事救出され、ご両親の胸に帰されたと聞いて、ほんとうによかった、よかったと、声をあげて叫んでしまった。奇跡であろう。
A新聞にこんな記事が載っていた。
赤ちゃんが生まれた光ケ丘スペルマン病院の「光ケ丘」の由来は旧約聖書の一節だという。イザヤ書9章2節『闇の中を歩む民は、大いなる光りを見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた』(新共同訳)。
病院のホームぺージには、「光ケ丘」には「苦しみを通して喜びを見いだすの意味が込められています」とある。小さな命が引きずり込まれた闇は深かったが、50時間の闇を抜けて、両親のあたたかい光に包まれた。
赤ちゃんが、帰ってほんとうによかった!
近頃まれに見るグッド・ニュースではないか。耳にする者たちも闇から光に移された喜びを味わった。
闇から光に向かって、強い希望の風が吹き抜けたのだ。