私たちの教会には、来日して一年近くになる宣教師がいます。まだ日本語を勉強中です。もっとも奥様は日本人、未就学児の3人の子どものパパです。
ばったり顔があったので、片言英語で定番のあいさつをしましたら、彼も英語で答え、そのあとで、片言の日本語でこう言いました。
「日本人のあいさつは、最初にお元気ですかとはあまり言いませんね、寒いですねとか雨が降ってますねと、お天気のことです。あまり自分のことは言いませんね。それはいやなのでしょうか」
うーん、なるほど。外国人だけあって、ふだん何気なく交わしているあいさつも日本独特のものがあるのだと気がつきました。これをカルチャーというのでしょうが、カルチャーとか習慣の内側、裏側をよく観察、考察すると、民族の一面が見えてくるのだろうと、ふと思いました。
なぜ、日本人は最初に時候のあいさつをするのか、個人的なことに触れないのか、
考えてみませんか。