このカテゴリーは、聖書66巻全巻を1巻ごとに大きく見回し、ワンポイントで私見する、聖書エッセイです。【希望の風】発見の旅でもあります。
箴言・知者の金言集
著者のソロモンはイスラエルきっての名君ダビデ王の愛息である。父親だけでなく神さまにも愛され、父の位を継いで王となった。世にも幸運な人である。富も名声もほしいままにした。そのうえ神さまは彼にたぐいまれな知恵を与えた。
その彼が、豊富な人生経験と知恵による悟りから、蜜のように練り上げたのが箴言である。ただし甘くはない。どこを取って読んでも心打たれ、心にしみるが、時に苦いのである。辛いのである。苦さと辛さが心を健康にする。毎日少しづつ摂取するべきなのだろう。
箴言は解説する書ではない。直接読むものである。詩篇と同じように。
読むたびに傍線を引きたくなる句を紹介します。
1章7節
主を恐れることは知識の初めである。
愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。
2章4節~6節
神と人との前に好意を聡明を得よ。
心を尽くして主に拠り頼め。
自分の悟りに頼るな。
あなたの行くところどこにおいても主を認めよ。
15章17節
野菜を食べて愛し合うのは
肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。
16章18節
高ぶりは破滅に先立ち
心の高慢は倒れに先立つ。
16章24節
親切な言葉は蜂蜜、
たましいに甘く、骨を健やかにする。ついでと言っては申し訳ないが、読まないではいられない。今、机上にある。(終り)