歴代誌第一

歴代誌第一(29章) イスラエル代々の王の歴史

内容 
サムエル記、列王記と同時代を扱っている。それらに書かれていない史実を記載している。特に神殿礼拝を重視したものになっている。

著者 ユダヤ人伝承ではエズラ

有名な箇所
28章2節、10節
『 ダビデ王は立ち上がって、こう言った。「私の兄弟たち、私の民よ。私の言うことを聞きなさい。私は……私たちの神の足台のために、安息の家を建てる志を持っていた。私は建築の用意をした。わが子ソロモンよ、今、心に留めなさい。主は聖所となる宮を建てさせるため、あなたを選ばれた。勇気を出して実行しなさい」』

私感
またダビデが登場します。ここでは神の宮、神殿建設を最終目的としたダビデ像をクローズアップさせています。

一介の羊飼いから一国の王にまで出世したダビデ、その生涯はまさに波瀾万丈でした。限りなく賢明であったが、限りない悪徳を重ねたときもありました。ダビデの生涯で終始一貫していたことは、ダビデを選んだ神の選びの確かさです。ダビデが良くても悪くても、ダビデに注がれる神の計画は変わりませんでした。ダビデもまた、いつもおさな子のように神さまのみふところに帰っていったのです。
ダビデの遺言は、神のための神殿、今で言えば教会堂でしょうか、を建てることでした。王宮でもなく、自分の銅像でも、記念碑でもありません。ここまで神第一を徹底できるところに、ダビデのもう一つの偉大さがあります。自分の後継者としては神の愛するソロモンを選びました。正統的な世継ぎでもなく、長男でもないソロモンを、です。

神さまの選びは今も変わりません。神さまの選びほど不思議なものはないでしょう。

ヨハネ15章16節
『あなたがたが私を選んだのではありません。わたしがあなた方を選び、任命したのです』

これほど名誉なことがあるでしょうか。神の愛の対象として選ばれたのです。神さまの方からプロポーズしてくださったのです。
ああ、私は主の花嫁です!とお応えせずにはいられません。
   

2023年01月13日