こんなこと     寄稿者 そよかぜ

新しい年になってもう半分が過ぎた。
まだウクライナ問題は解決せず、ますます激しさを増す。
コロナは八波に入り、高齢者施設は大変なことになっていると聞く。
私はといえば新しいも古いもなく、昨日の次の日を迎えて無事に過ごしている。何があろうともリンゴの苗を植え続けた先達とは異なり、日を過ごしている。

聖書がある期間をあけて改訳されている。
子供のころは口語訳、しかし教えてくれた人たちは文語訳で育った方たちだったから両方が残った。
聖書協会新共同訳になったときは少しびっくりした。なじみのことばが亡くなったり変わったりした。それなりに意味があるのだと教えられた。特に差別用語やキリスト教用語に焦点が当たったようだ。
そして数年前に聖書協会共同訳というのが出された。さっそく2冊を教会で購入した。1冊は牧師用、もう1冊は教会の参考用としてである。

ほかの教会はどうなっているのか、わが教会はいまだ新共同訳である。
先日、2023年度の教会標語聖句について話し合った。それぞれ選んだ聖句を持ち寄った。
選ばれたのはヨハネによる福音書1勝5節であった。『光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった』
この時、暗闇という言葉が話題になった。そして最終的に選ばれたのが『光は闇の中で輝いている。闇は光に勝たなかった』という聖書協会共同訳の聖句であった。

この一年、私たちにはその時に適って多くの聖句が与えられるだろう。
ヨハネ1・5はゼレンスキーが演説で用いた聖句でもある。

2023年01月13日