サンタクロースの部屋   寄稿者 そよかぜ 

12月、アドベントに入って、もうろうそくが3本ともった。
都心に出ないのでわからないが、今年のクリスマス模様はどうだろうか。デパートから讃美歌が流れてきて、日本はキリスト教国になったと思う人はまずいない。ムードだけを楽しんで過ぎていく。

我が家は毎年クリスマスの小物を引っ張り出して並べるが、家人は全く興味がなく、私一人がクリスマスが来ると声を上げている。
今年も何かしら一つ新しいものを加えてみた。子供たちが幼稚園の頃のクリスマス作品である。黒い色画用紙に赤い折り紙でサンタクロースのおじいさん。白いひげや大きなプレゼント袋。多分教材で同じ題材で製作したのだろう。
娘たちが大きくなり幼稚園時代のものはあまり残っていないのだが、この「クリスマスが来る」だけはとっておいた。

同じテーマだがそれぞれ個性がある。一枚はサンタさんと教会、プレゼントの中身は人形と犬である。もう一枚はあちこちに煙突、トナカイとそり。プレゼント袋は人形やなんだかわからないものがたくさん入っている。
写真にとって送ったが、製作者は全く覚えていなかった。
何もなかった部屋がいっぺんに明るくなった。だってサンタクロースが二人もいるのだから。

もうすぐクリスマス礼拝。コロナで疲れた人が教会に来るといいなあ。

2021年12月17日