8月を迎え、 再びオンライン礼拝に  寄稿者  付箋

早くも8月。月日は猛スピードで驀進する。この勢いで
コロナ禍のトンネルを抜け出てくれるといいのだが、そ
うはいかないらしい。どこへ走って行ってもコロナの闇
。地球上には避難する場所はないのだ。7月末からの感
染者数は天井知らずの大爆発である。この先、いったい
どうなるのだろう。その上、暑さはますます猛威を振る
う。猛暑日とはよく名付けたものだ。

さすがに息苦しさがあり、目も明けていられず、座り込
みたいようだ。頭がくらくらし、胸もむかむかし、お腹
も落ち着かない。暑さ負けに違いない。コロナ対策もだ
が、暑さ対策も怠ってはならない。何よりも静かにしているほかはない。不要不急の外出は控えて、自粛に徹する。まるでコロナと同じではないか。人間に襲い掛かる巨大な嵐にはなす術がない。エアコンの温度をいつもより2度ほど低くしてみた。陽が沈めば多少はらくになるだろう。

巨大な積乱雲が青空を突き刺すように伸び上がっている。窓から見ているぶんには美しいが、どこかで激しい雷雨が起こっているに違いない。

教会は8月いっぱい2度目のオンライン礼拝になり、その他の活動も全面的に休会になった。今までは2回、3回にわけて、どうやらリアルを続けてきたが、ここに至ってはやむを得ないでしょう。しかし日曜の朝、会堂で、兄弟姉妹たちとマスク越しではあるが、ささやかなあいさつを交わし合うその幸いが、しばらく奪われるとは悲しすぎる。

こんな時こそ、こんな時だからいっそうみ翼の陰に身を避け、みことばの中に深く身を沈め、祈りに専念したい。祈りの中で友に会おう、イエス様にお会いしよう。
涙とともに種を蒔く者は 喜び叫びながら刈り取る。
種入れを抱え 泣きながら出ていく者は
束を抱え 喜び叫びながら帰ってくる。
詩篇126・5、6

2021年08月02日