一回目のワクチン接種   寄稿者 銀鈴

一昨日、受けてきました。最近のもっともホットな話
題の渦に飛び込むことになりました。

傍観者ではなく渦中の人になりました。と言っても、
すでに接種者は1000万人に達したそうで、遅いと
言われながらも順々に進んでいるのだなあと実感して
いるところです。

思えば、国民的一大イベントといえます。高齢者はも
ちろん、12歳以上も対象に入るそうですから、まさ
に全国民に及ぶのでしょう。もっとも中には敢えて避
ける人もいますが、それはそれでいいでしょう。ただ
し、70%以上が接種すれば抗体の効果があり、感染抑制に繋がるようですから、自分の益だけでなく相互扶助の一助にもなるんだなあと納得したことです。

私の周辺でもすでに接種済みの方々がおられ、その様子が伝わってきます。痛かったとかそうでもなかったとか、しばらくして腕や肩が痛くなった、腕が上がらない、腫れてきたなどなど。前知識を頭の片隅に置いて、私も医師の前に腕を出しました。簡単ではありますが、問診もあり、用紙に医師の名前が書きこまれたようです。15分別室で待機して、スタッフの許可をいただいて帰ってきました。

症状ですが、夕方ごろから接種部位あたりに鈍痛があり、筋肉痛のような感じで、翌日はもう少し強くなり、意識がいつも腕に行きました。ところが夕方、急に腕が軽くなったことに気が付きました。ああ、峠は過ぎたんだなと感じました。患部に触れればまだ痛みがありますが、気にならなくなりました。三日目の朝、今朝はふだんに戻りました。高齢者には副反応は強くないとも聞きましたので、普通並みなのだと安心したことです。

6月半ばにもう一度ありますが、それも無事にクリヤーしたいところです。感染予防の徹底とワクチンで、何とかこの災厄が収まっていくことを祈り続けています。自粛生活も新しい生活様式も苦にはなりませんが、この疫病の標的になった人、医療関係者、生活そのものに被害を受けた方々が一日も早く負の状況から解放されるようにと切に願っています。

5月もあと2日です。いつもどこかに緊張があり、気の休まらない月でしたが、6月はどんな月になるのでしょうか。東京は緊急事態宣言が延長されました。ワクチンを打とうが、まだしばらく自粛生活に甘んじていきます。

2021年05月29日