2022年はどんな年?  寄稿者 青梅

今年も早いもので、クリスマスも終わり、来年へのカウントダウンが始まろうとしています。

はたして、「わたしにとって、2022年はどんな年だったろうか?」と、思い巡らしていると、以前テレビで岸田総理が語っていた「安保政策の大転換」についてのメッセージ、「国家・国民を守るために防衛力を強化します。強化とは戦闘機やミサイルを買うことです。」と言った主旨の、なんだか平和が遠のいていくような虚しいメッセージを思い出したのです。

しばらくの間(ま)があってから「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。(第1ペテロ5章7節)」の聖句が迫ってきました。 

思わず「なぜ」と呟くのです。つい最近、「思い煩いとは、自分の力で解決できると思うから生まれる煩(わずら)いです」と学んだばかりだったからでした。
まことの解決者であられるイエス様を忘れて、一人虚しくなっている自分に気づかされたからです。

それは、同じ愚かさをくり返す者を憐れんでくださる神さまを、知るときでもありました。

なるほど、わたしにとって2022年はどんな年か解りました。
今年はコロナ禍やロシアとウクライナの戦争など、心を騒がしては思い煩うことが多い年でしたが、その分、憐れみの神さまに多くお会いできた恵みの年でもあったのです。

2022年12月28日