激変!  寄稿者 付箋

2022年、3が日は穏やかな晴天が続き、コロナは最低ラインを維持し、久しぶりで解放感を満喫した。ふだんよりいくらか遠出したが、以前のような人混みはなく、節度が守られているのを感じた。銀座の1丁目から8丁目まで中央通りを歩き通したが、思ったよりずっと簡単にこなせたことは日ごろの一人歩きの成果かなとうれしくなった。

今年はいつもすれ違いの同居の長女家族と、地方で暮らす家族一人も加わって、連日団らんや会食がこころゆくまでできた。コロナ禍始まって以来、いちばん安心できた数日であった。

ところが一転、コロナ状況が激変した。昨年末から新異種オミクロン株の登場が騒がれてはいたが、突如、大挙して襲来。6日には全国感染者数が4475人と、9月18日以来の高い値を見せた。あっという間である。びっくり仰天である。のんきなうたた寝に激しい一撃を受けた思いがした。

オミクロン株は重症化しにくいとか報じられているが、感染したくないのはもちろんである。優しき孫たちから「高齢者は特別に気を付けてね」と、お達しが来た。「外でなにかに触った手で、やたらに顔やマスクやスマホをいじらないでね」と、消毒液を満たした小瓶を持たされた。もちろんいつも外出時のバックに入れてあるが。

コロナ戦争・・・。ああ、また始まってしまったのだ。第6波と呼ばれ始めた。
また感染予防の初心に立ちかえらねばならないでしょう。

そこへ、いつもはかかわりの少ない雪!関東南部に大雪警報がでて、降った!降った!見事に降りました。我が家のあたりはさすがに10センチはなかったが、降りしきりました。
予報では夜半まで続くとあってとても心配したが、夜になってまもなく降りやんだのでホッとした。

今年は新年早々から眠気を破る出来事が続いている。警鐘なのだろう。神の武具で装い、コロナ禍と雪道を踏みしめて小さな歩みを進めていきたい。

2022年01月08日