春へ春へと   寄稿者 道草

立春を迎えたとはいえ、まだまだ実際は寒中である。むしろ極寒でさえある。三寒四温にはほど遠い。しかし春の気配にはだれもが気付いているだろう。特に、天気が崩れ出したのは春の兆しではいなか。最近頻繁に耳にする南岸低気圧の影響とか。東京でも雪予報がにぎやかだ。「春の淡雪」と呼んで、喜んだり甘く見たりしがちなのは私一人だけか・・・。もちろん、足元に不安を感ずるようになってからは、雪が降ったら絶対に外へは出ない、もし積もったら、たとえ天気が良くなって晴れてきても溶けるまでは歩かないと決めている。

日足が伸びて、陽射しが強くなった。南中高度がいちばん低かった冬至のころから比べると、日の入りはおよそ1時間おそくなった。これにも驚く。外の明るさと時計を見比べることが多い。夕方の家事にゆとりが出てきた。ホッとして喜びが湧いてくる。一日の時間配分を少しずつ変更していかねばと思う。自然の運行に合わせるのだ。神様の創造のリズムに乗るのだ。

変わり映えのしない日々が続く。コロナ禍でますます行動範囲は小さくなっているが、総じて強いストレスはない。いかなることにも、どんなときにもゆるぎない神様に目を向け、思いを深めている恵みだと信じる。恵みの世界に呼び込んでくださった主をほめたたえます。

『春をつくられた神様を歌おう』

2022年02月14日